クスノキ(特徴や育て方)今月のおすすめ
樹木の特徴
高木
常緑樹
花が咲く
実(観賞用)
香り
育て方
日なた
水やり不要
地植のみ
耐性/難易度
風
弱い
暑さ
ふつう
寒さ
やや弱い
虫
少ない
栽培難易度
ふつう
おすすめ栽培エリア
本州以南

育て方カレンダー
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
植え付け |
|||||||||||
剪定 |
|
||||||||||
開花 |
クスノキの木の特徴
クスノキは常緑の高木で、しばしば鬱蒼とした大木になり、横広がりで、丸みがあり、凹凸のある巨大な樹冠をつくります。単木で数百年も命を長らえて巨樹に成長することがある為、様々な神社の御神木としてまつられて来ました。そのため、ご家庭の植栽としてお楽しみ頂く場合は必ず選定が必要となります。 特徴としては、5月から6月にかけて、白く淡い黄緑色の小さな花が咲き、10月から11月にかけて、直径7〜8mm程度の青緑色で球形の果実が紫黒色に熟しますが、食用には適していません。 全体に特異な芳香を持つことから、「臭し(くすし)」が「クス」の語源となりました。 利用法としては、防虫剤、鎮痛剤として用いられ、巨材が得られるという長所から家具や飛鳥時代の仏像にも使われていました。また、腐敗、耐水性にも強いため古来から船の材料や海中に建つ厳島神社の鳥居もクスノキを柱に用いています。 クスノキの葉は厚みがあり、葉をつける密度が非常に高いため、近年交通騒音低減のために街路樹として活用されることも多いです。
クスノキの木の育て方・注意点
【日当たり・置き場所】
・日当たりがよく、強い風の当たらない場所
・冬の乾いた風は木を傷める。耐寒性はさほど強くない為、寒冷地には不向き。
【水やり・肥料】
・肥料を与える必要無し
【手入れ】
・芽吹く力は比較的強い為、枝を短く切り詰め、ある程度コンパクトに仕立てることが出来る。(適期3月〜4月)
- 植栽の名称
- クスノキ(別名:クス、ナンジャモンジャ)
- 形態(もしくは園芸分類)
- 常緑高木
- 分布エリア
- 本州西部の太平洋側、四国、九州に広く見られる
- 原産地
- 台湾、中国、ベトナム
- 樹高
- 1.0〜20m以上
※非常に大きくなる植栽の為、適宜選定が必要。 - 開花時期
- 花 5月〜6月 実10月〜11月
- 科目(分類)
-
界: 植物界 Plantae 門: 被子植物門 Magnoliophyta 網: 双子葉植物綱 Magnoliopsida 目: クスノキ目 Laureales 科: クスノキ科 Laureaceae 属: ニッケイ属 Cinnamomum 種: クスノキ C. camphora