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ブッドレア（特徴や育て方）

ブッドレア

樹木の特徴

中木

生長早い

初心者向け

落葉樹

花が咲く

香り

育て方

日なた

水やり不要

鉢植え可

耐性／難易度

風

ふつう

暑さ

強い

寒さ

強い

虫

やや多い

栽培難易度

易しい

おすすめ栽培エリア

本州以南

育て方カレンダー

1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月
		植え付け
		剪定
		肥料
						開花

ブッドレアの木の特徴

バタフライブッシュとも呼ばれる、花に蝶が集まる庭木です。アジサイやノリウツギと同じウツギの仲間のため、虫や病気に強いのも特徴で、庭木の入門種としておすすめ。株立ちになるため、ナチュラルテイストのお庭向きです。苗木のうちは鉢植えでも育てられますが、根が浅い性質なので成長するほど移植を嫌います。できればお庭に植えて育ててください白、紫、ピンクなどの小さな花が集まって円錐形になり、次々と咲いて花の少ない夏の庭を彩ります。育て方のポイントは3月の剪定です。春に伸びた枝に花芽を作るため、夏に花をたくさん咲かせたいときはし不要な枝や伸びすぎた枝をしっかり切り戻してください。剪定をすることでコンパクトな大きさに抑えることもできます。

植え付けについて

3月上旬から4月上旬の新芽が伸び始める前が植え付けに最適です。苗木の鉢の大きさの2倍の深さと幅の植え穴を掘り、園芸用土など柔らかく肥料豊富な土を入れてから植えつけます。根鉢のまわりに十分に水を注ぎ、棒などでつついて、根と植え土をなじませます。

ブッドレアの木の育て方・注意点

・庭植えの場合は、植え付け後1年間は土が乾いたら水を与えます。1年後根付けば、水やりは不要です（夏から秋は土が乾いたら与えます）。
・鉢植えは、土が乾いたら水を与えます。
・成長が早く、樹姿が乱れやすいので、剪定は毎年必要です。3月上旬から下旬に、昨年伸びた枝を切り戻します。このときに、枯れた枝や混みすぎた枝も抜き取りましょう。
・花が咲き終わったら花がらも摘みます。
・ほとんど肥料も必要としませんが、大きくしたい場合は3月の剪定後に緩効性肥料を与えます。
・挿し木でも簡単に増やせます。

病害虫とその対策

・目立った病気はありません。
・風通しが悪いとアブラムシが発生する事があります。剪定して風通しをよくしてく予防します。
・晩春〜夏にかけて幹にカミキリムシやコウモリガの幼虫が発生することがあります。木くずが幹についていたり落ちていたら注意してください。幹に入られた場合は、穴に細いワイヤーを差し込んだり、殺虫剤を染み込ませたガーゼを差しこむなどして対策をします。

ブッドレアついてのコラム・豆知識

アジア・北アメリカ・アフリカに広く分布し、100種類以上の品種があるブッドレア。日本にも「フジウツギ」や「ウラジロウツギ」が自生しており、気候に合った庭木なので育てやすいです。お届けするのは中国の「フサフジウツギ」の園芸品種となります。元々は大きく成長する木ですが、最近は樹高1mくらいのコンパクトな矮性の園芸品種もあります。また花には香りがあり、蜜も多いため、様々な蝶が集まります。

植栽の名称

ブッドレア、フサフジウツギ、バタフライブッシュ

形態（もしくは園芸分類）

落葉中木(庭木・花木)

分布エリア

ヨーロッパ・オーストラリアを除く温帯・熱帯に分布

原産地

中国

樹高

2〜3ｍ

開花時期

7月〜10月

科目（分類）

界：	植物界	Plantae
門：	被子植物門	Magnoliophyta
網：	双子葉植物綱	Magnoliopsida
目：	ゴマノハグサ目	Scrophulariales
科：	フジウツギ科	Buddlejaceae
属：	フジウツギ属	Buddleja