コデマリ(特徴や育て方)
樹木の特徴
低木
生長早い
初心者向け
落葉樹
花が咲く
紅葉
育て方
日なた
水やり不要
鉢植え可
耐性/難易度
風
ふつう
暑さ
強い
寒さ
強い
虫
ふつう
栽培難易度
易しい
おすすめ栽培エリア
本州以南
育て方カレンダー
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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植え付け |
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剪定 |
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肥料 |
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開花 |
コデマリの木の特徴
コデマリは「小手鞠」という名の通り、手毬のように小さな白い花が集まって咲くかわいらしい姿が魅力の樹木です。枝垂れる様子が優美で、生け花のアクセントとしても重宝されます。背丈は大きくならないので低木に分類されますが、株立ちとなって大きく育つので地植えで育てるのがおすすめ。ただ、根の生長を制限することで枝葉の数もコントロール出来ますので、お手入れが苦でなければ寄せ植えなどでも楽しめます。耐寒性や耐暑性もあるので、手間なく初心者の方にも育てられる樹木です。日の当たらない北側のお庭でも育てられますが、花付きを良くするためには日当たりの良い場所がおすすめです。
植え付けについて
コデマリは乾燥に弱いため、用土が乾きやすくなる西日が差す様な場所は避けましょう。植え付けにおすすめの時期は、春は2月中旬から3月下旬、秋は10月上旬から11月下旬です。根よりひと回り大きく穴を掘り、棒などを使って根と用土を良く馴染ませましょう。
コデマリの木の育て方・注意点
・庭植えの場合、植え付け後1年間は土が乾いたら与えます。1年経過後は根付けば水やり不要ですが、夏から秋にかけては必要です。
・鉢植えは土が乾いたら水を与えます。
・植え替えを行う場合は葉が落ちる冬の間にしましょう。
・病害虫予防としては剪定が効果的。花が落ちた後に剪定を行い、風通しを良くしておくことで厄介な病害虫の予防になります。
・肥料は1月上旬から2月下旬に寒肥を、5月中旬から6月上旬に緩効性の化成肥料をあげましょう。
病害虫とその対策
・風通しが悪いとカイガラムシが発生します。白いうちは殺虫剤が効きますが、茶色い成虫になると薬剤が効かなくなるのでハブラシや軍手などで木を傷めない程度こすって駆虫します。剪定でカイガラムシの発生を防ぐことができます。
・春にはアブラムシが発生することがあります。アブラムシは殺虫剤で駆虫します。
・風通しが悪いと白い粉状のカビが葉につく、うどんこ病も発生する恐れがあります。その場合は専用の薬剤で対処します。剪定を行うことで、うどんこ病の予防になります。
・春にはアブラムシが発生することがあります。アブラムシは殺虫剤で駆虫します。
・風通しが悪いと白い粉状のカビが葉につく、うどんこ病も発生する恐れがあります。その場合は専用の薬剤で対処します。剪定を行うことで、うどんこ病の予防になります。
コデマリついてのコラム・豆知識
花や樹形が似ていることからユキヤナギとよく間違えられるコデマリですが、見分け方の一つが花の咲き方。枝垂れた枝についた花が毬のように球状についていたらコデマリ、枝に沿って花のついているものがユキヤナギです。どちらも小ぶりでかわいらしい佇まいが魅力ですが、株立ちとなって大きくなりますので、植える場所のスペースに少しゆとりを持たせてあげましょう。
- 植栽の名称
- コデマリ
- 形態(もしくは園芸分類)
- 落葉低木(庭木・花木)
- 分布エリア
- 全国各地
- 原産地
- 中国中南部
- 樹高
- 1〜1.5m
- 開花時期
- 花4〜5月 紅葉
- 科目(分類)
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界: 植物界 Plantae 門: 被子植物門 Magnoliophyta 網: 双子葉植物綱 Magnoliopsida 目: バラ目 Rosales 科: バラ科 Rosaceae 亜科: シモツケ亜科 Spiraeoideae 属: シモツケ属 Spiraea 種: コデマリ S. cantoniensis