ガビオンでつくるスタイリッシュなブラックカラーの門柱

ガーデンプラス姫路の井内です。

今回はワイヤーメッシュを使ったカゴの中に、割栗石を詰めて作る「ガビオン門柱」を施工した外構をご紹介します。

早速完成した門柱からご紹介します。

カゴの中に石を詰め込んでいるのですが、それが大変おしゃれに見えます。石も美濃黒の石を使ってます。

インターホン、表札部分は磨き仕上げの黒御影石を使いお客様のお名前を石に直接彫り込んでいます。撮影した私の姿が写り込むくらいピカピカの表面なので、カゴの中の石とはまた違った質感ですね。

インターホンは黒御影に配線部分を穴加工して石に直接取り付けおり、どこにもないオリジナルの表札になっています。ポストはオンリーワンの黒のポストで、シンプルですがお似合いです。

家までのアプローチは黒系の天然石を乱形に加工し、玄関まで貼っています。

上の写真は植栽未施工の写真ですが、石だけでも個性的な感じのいい門柱になっています。

しかし、このワイルドな印象の門柱は、植栽によって更に天然石の良さが引き立ちます。門柱の足元に植えた植栽は、低木で手間のかかりにくいコンフーサと、コルジリネレッドスターです。

上の写真は雨上がりの写真ですが、天然石は雨にぬれると素材の石の色が濃くなる特徴があります。この色が、その天然石の本当の色合いに近いです。晴れた日の色と雨の日の色と違うので、面白い素材です。

敷地が角地になっているため、使い勝手によっては危険ですし、デッドスペースにもなります。そこでロックガーデンを作りました。割栗石の下は「ザバーン240」の防草シートを敷き込んでいますので、雑草が生えにくくなっています。植栽はシマトネリコです。生長も早いので、目隠しにもなります。

また駐車スペースのコンクリートに曲線のシルエットを使って、植栽スペースをアールにしています。四角いよりは無駄にスペースを取らずおしゃれに仕上げました。

お客様の敷地が角なので、車の入れやすいカーポートをお勧めしました。

このカーポートは三協アルミの「ダブルフェイス」です。2台用ですが前に柱がないので、柱を気にせず車を停めることができます。広くどこからでも入れる駐車スペースが取れています。

全体の写真です。

色合いも建物、門柱、アプローチが黒系で、カーポート、土間コンクリートでモノトーンになっているので、色合いも大変おしゃれに作れました。

中庭を芝生を張りたいとご要望をいただきました。しかし、天然芝は手入れが大変で手間がかかります。

そこでお客様にご紹介したのはあのトヨタ自動車が作り出した「TM9」です。通常のコウライシバに比べて、省管理型に改良された天然芝です。

確かにタテの生長が遅いようです。代わりに密度は高く、目土がすぐに緑に埋まります。

つまり刈込の頻度は少なくしつつも、均一な緑のお庭にできるということです。

芝生のある庭が欲しいけど、手入れが少なめになるものとお探しの方は「TM9」お勧めです。

また家庭菜園も兼ねた花壇が欲しいとのことで、フェンス沿いに黒のピンころ石で縁取りした花壇を作りました。

黒い石やフェンスには緑が綺麗に映えるので、ガーデニングのし甲斐もありそうです。