お庭の冬の強風・雪・寒さ対策

毎年のように訪れる寒波。今年も強い寒波の襲来により、あまり雪の降らない四国や太平洋側の都市でも積雪がみられましたね。1月の下旬から2月にかけても例年より寒く、積雪の予報が出ていますのでの注意が必要です。ところでみなさん、お庭の積雪対策は何かされていますか？通常雪の降らない地域では、あまり雪慣れしていないため雪に対しての対策が遅れ、事故やお庭の器具の破損に繋がることも。そんなことにならないよう、今回はお庭の強風と雪の対策方法をご紹介します。雪への備えをしっかりして、寒い冬を乗り切りましょう！

①カーポート・サイクルポート

積雪時、被害が一番大きいカーポートやサイクルポートなどの屋根。屋根材が抜け落ちると、屋根の下の車やバイクなどにも被害が及びますし、何より危険です。そこで、雪が積もる前の対策としておすすめなのがサポート柱。こちらは施工後も取り付けが可能です。柱を1本増やす感覚ですね。柱を増やすことで強度が上がり、倒壊や屋根材が抜け落ちるのを防ぎます。積もってしまった場合は、早めに雪下ろしをしましょう。直接屋根材に当たらぬよう、雪下ろしの棒などで少しずつ雪を落とします。下からたたいて落とすと屋根材に傷をつけるだけでなく、屋根材が外れる原因になりますので、絶対にやめましょう。風の場合も同様に、サポート柱を取り付ける事によって耐風圧強度があがるので安心ですよ。

②アプローチ・駐車スペースの雪

アプローチや駐車スペースに雪が積もった場合は、敷地内の一部に雪置き場を設け、雪を移動させてください。道路に雪を積んでしまうと、歩行者や車の通行の妨げになりますので気を付けましょう。作業時はスコップなどで路面を傷つけないように注意して作業します。道路にまかれる融雪剤は、積雪や凍結防止にはとっても有効ですが、融雪剤の主な成分「塩化カルシウム」は雪解け後、塩に変化し、この塩がコンクリート内の鉄筋やエクステリア、植物に悪い影響を与えてしまうので、あまりおすすめできません。融雪剤は砂利敷きやアスファルトなど限られた場所での使用にとどめましょう。

③お部屋の寒さ対策には二重窓やガーデンルーム

寒い冬に室内の温度が下がらないようにするためには、二重窓への交換がおすすめです。１枚ガラスと比べ、断熱効果が高まり、お部屋の熱を逃がしにくくなります。そしてもう1つおすすめなのが、ガーデンルームやテラス囲い。ガーデンルームやテラス囲いの内側は室内と比べ遮熱性が低く寒くなりますが、室内と外気の間にもうひとつ空間が生まれるので、室内の保温効果が期待できます。お外に洗濯物を干せない雪の日の干し場としても大活躍ですよ。

④車の霜対策

急いでる時に限って、車のフロントガラスに霜がついて前が見えない！っていう事、ありますよね。お湯をかけることで解消されますが、お湯を準備したり、ケトルを出し入れしたりというのは、忙しい朝では大幅なタイムロス。そこでおすすめなのが、カーポートの設置。カーポートが防いでくれるのは雨や紫外線だけではないんです。車の霜は空気中の水分が凍ってできたものですが、夜の間に降りてくる霜をカーポートが防いでくれます。快適なカーライフのために、カーポートをの設置をご検討されてみてはいかがでしょうか。
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