お庭のお花でプリザーブドフラワーづくり
明日はホワイトデー。今回はホワイトデーのお返しにも喜ばれる、プリザーブドフラワーの作り方をご紹介します。

明日はホワイトデーですね。みなさんプレゼントはご用意されていますか?ホワイトデーのプレゼントとというとお菓子や小物などのイメージですが、お花も女性に喜ばれるプレゼントの一つです。その中でもおすすめなのが、プリザーブドフラワー。「枯れない魔法のお花」として近年とても人気のお花です。プリザーブドフラワーとはPreserved=保存するという意味で、水やりの必要がなくインテリアとして長期間飾って楽しむことができます。お花の立体感はそのままに、生花のようなみずみずしさが魅力の一つであるプリザーブドフラワー。ただ直射日光と湿気に弱く、環境によってキレイを保つ期間が変わってきます。そのままでは2年から3年、ケースに入っているものであれば5年から8年ほどもつといわれています。色落ちや型崩れが気になるようになったら寿命ですが、それまでかなり長い期間楽しめます。
そこで今回はお庭のお花でも作れるプリザーブドフラワーの作り方をご紹介します。買うと高価なプリザーブドフラワーですが、手作りで世界に一つだけのお花を作ってみませんか?プレゼントにすると、きっと喜ばれますよ。
□材料
・1液(脱水・脱色液)
・2液(着色液)
・透明な蓋ができる容器2つ
・生花
・ハサミ
・ピンセット
・ゴム手袋もしくはポリの薄い手袋
・アルミホイル
・キッチンペーパー
・トレー
・ビニールシート
・ネット
□生花の選び方
・新鮮なお花
・水揚げがしっかりしてあるもの
・花弁が肉厚でハリがあり、花弁やガクに傷がないもの
□作り方
1 生花の茎を2~3cm残してハサミでカットする
2 容器に花が全部浸かるよう1液を入れる
3 生花を入れて軽くゆすり花弁の間の空気抜きをする
4 蓋をして脱水・脱色が完了するまで置いておく
5 脱水・脱色が終わったら取り出す
6 すぐに2液に入れて、また軽くゆすって空気を抜き蓋をする
7 着色が終わったら花を取り出し、1液で洗浄する
8 自然乾燥、もしくはドライヤーで乾かす
作業は手袋をはめて行い、洗浄は手早く行いましょう。時間がかかると脱色してしまいます。使用した1液は最後に洗浄液として再利用するため、とっておきましょう。テーブルにシートを敷いて作業し、作業中は換気してください。液にひたす時間はメーカーによって違いますので確認しましょう。(6~12時間)乾燥の際に便利なのが、花壇用の猫除けネット。トレーにキッチンペーパーを敷いて、その上にネットを置きます。買う必要はありますが、たくさんの花を一度に乾燥出来てとっても便利ですよ。1本だけ乾燥させたい場合は、紙コップの底に十字に切れ目を入れ、トレーの上に置きます。切れ目に丁寧に花を挿して乾燥させます。乾燥させる時はドライヤーが便利です。弱めの風を遠くから当てて乾かしてください。自然乾燥でも乾燥できますが、季節によっては数日かかるのでドライヤーがおすすめです。材料は大型の手芸店でも手に入りますよ。
プリザーブドフラワーには向き不向きのお花があります。1つ1つの花びらが小さかったり薄かったりすると加工中に破損してしまうので、大きく花びらのしっかりしたお花がおすすめです。おすすめなのはカーネーション・バラ・チューリップ・ガーベラ・あじさい・蘭・小ぶりなひまわりなどです。あじさいは梅雨時に咲く品種は花が薄く水分が多いのであまり向いていません。梅雨が終わってから咲く品種を選ぶようにしましょう。
このように花壇で育てたお花でも作ることができます。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

些細なことでも大歓迎!お気軽にお問い合わせください
お庭に関する事なら、ガーデンプラスへお任せください。ガーデンプラスは、全国で外構工事を手掛けるガーデンメーカーです。店舗でのご相談はもちろん、フォームやお電話からのお問い合わせも承っております。
記事に関してのご質問は、外構のプロスタッフがお答えいたします。

春の足音が近づいてきましたね。春の訪れとともに、お庭でガーデニングを始めてみませんか?ガーデニングのできるお庭のことなら、ガーデンプラスにご相談ください。
ガーデンプラス本部
Web担当
中谷麻美
野菜や植栽の育て方、お庭の楽しみ方などを詳しくご紹介します。