4月の植え付けがおすすめの野菜Vol.1
いよいよ春本番。今回は4月の植え付けがおすすめの野菜をご紹介いたします。

暖かい気候が続き、すっかり春らしい陽気になりましたね。暖かくなると、お庭の模様替えがしたくなりませんか?癒しをくれる緑や、心が華やぐお花も素敵ですが、ぜひチャレンジしてみていただきたいのが家庭菜園。冬と違い寒さ対策も必要ないので比較的育てやすく、初心者にもおすすめです。趣味と実益を兼ね、愛情かけて育てた野菜のおいしさは格別です。ご近所やお友達におすそ分けしても喜ばれますよ。そこで今回は4月の植え付けがおすすめの野菜を2回にわたってご紹介します。今回はその第1回。この春から家庭菜園にチャレンジする方も、もう一通りの野菜を育てた方もぜひご参考になさってくださいね。
①枝豆
ビールやお花見のお供に欠かせない枝豆ですが、枝豆は品種の名前ではないってご存知ですか?枝豆は、大豆の未成熟な若いうちに収穫した豆のことをいいます。最近人気の黒枝豆も、黒豆を早くに収穫したもの。塩ゆでするだけでおいしいおかずになる枝豆ですが、実は栄養価の高い優秀な野菜です。茹でても栄養価はあまり変わらず、冷凍保存も可能。そんな手軽においしく食べられる枝豆ですが、初心者にもおすすめの野菜です。茶豆や黒豆、地方品種に挑戦してみるのもおもしろいですよ。
□育て方
枝豆は地植えも可能です。種まきの2週間以上前に苦土石灰ををまき、よく耕してから畝を作ります。1週間ほどあけて堆肥を混ぜてまたよく耕しましょう。直径4~5cm、深さ2cmくらいの穴に3~4粒まき、土を被せます。その時に浸透移行性殺虫剤をまいてあげると、害虫予防になりますよ。子葉が開いてきたら間引いて、2本立ちにします。葉が黄色くなったり、生育が悪い時は追肥してあげてください。途中、花が開くまでに2~3回土寄せしましょう。株の中央部分のさやが膨らんで、押してみて実が飛び出してくるようになったら収穫です。
②オクラ
オクラは切ると五角形の星形にも見え、粘り気が特徴の食物繊維が豊富な野菜です。オクラは様々な品種があり、一般的な緑色のもの以外にも、店頭ではあまり見かけない赤白の物や、長さが15cmになるものまで様々です。食べる際は丸ごと茹でてから切りましょう。表面のうぶ毛が気になる方は、茹でる前に塩をつけてよく揉んであげるといいですよ。
□育て方
オクラも直植えで育てられます。種を一晩水につけてから蒔いてあげると発芽しやすくなりますよ。直径4~5cm、深さ1cmくらいの穴に4、5粒まいて土を被せます。本葉2枚の時に2本立ちにし、本葉3~4枚の時に1本立ちにしてあげましょう。枝豆同様2週間前から土を耕し畝を作ります。保温と雑草対策のためにマルチをしてあげると生育がよくなりますよ。倒れてしまわないように支柱を立て、追肥は開花し始めた頃から10日から2週間に一度を目安に行い、収穫が始まってからは風通しをよくするために葉を摘みましょう。アフリカ原産のため寒さに弱く、早い時期から植えてしまうと病気が発生しやすくなるので、十分に温かくなってから植えるといいですよ。
③アイスプラント(アイスプランツ)
表面に水滴のようなツブツブがあり、凍っているように見えることからその名がつけられたアイスプラント。まだまだ日本での歴史は浅く、食べたことがないという方もいらっしゃると思います。その表面のツブツブは塩を隔離するための細胞で、食感はプチプチしていてほのかな塩味がついています。そのままでも美味しく食べられ、見た目にも楽しい野菜。家庭菜園で一通り育てた方にもチャレンジしてみていただきたい野菜です。
□育て方
初心者の方には苗から育てるのがおすすめです。収穫前に塩水を与えること、雨水に弱いことからプランター栽培をおすすめします。土は野菜用の培養土でOK。葉を傷つけないように注意してポットから出し、植えてからは株がぐらつかないよう軽く土を押さえてあげましょう。多湿を嫌うので、水のあげすぎに注意が必要です。収穫期を迎えたら、濃度1~2%の塩水をあげるとほんのり塩味がつき美味しくなります。大きくなりすぎると風味が落ちますので、小さいうちに収穫していきましょう。できた種で、また翌年も栽培できます。おいしくおしゃれなアイスプラントで、マンネリ気味の食卓もパッと華やぎますよ。

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見て楽しい、食べて美味しい家庭菜園。ぜひこの春は家庭菜園にもチャレンジしてみてください。家庭菜園を楽しむお庭のことならガーデンプラスにご相談ください。お客様に合ったプランをご提案いたします。
ガーデンプラス本部
Web担当
中谷麻美
野菜や植栽の育て方、お庭の楽しみ方などを詳しくご紹介します。