レンガを上手に使ったお庭づくり
お庭にあると優しく明るい雰囲気になるレンガ。今回はレンガを取り入れたお庭の施工例をご紹介いたします!

お庭づくりに人気のレンガ。泥や粘土などを焼いて作ったレンガですが、レンガ特有の赤さは着色によるものではないのをご存知でしょうか?レンガの色は粘土に含まれる鉄分が焼成の際に熱で反応して出るもので、自然本来の赤みなんです。レンガの魅力はこの色味や自然の風合いですよね。
そこで今回は人気のレンガを使ったお庭づくりのコツをご紹介いたします!
こちらは門袖にレンガを取り入れたお宅。
レンガを積み上げると重厚な雰囲気を醸し出せますが、お住まいのテイストによっては少し圧迫感が出るかもしれません。そんな時はスリットを入れて、奥行き感を出すとバランスよく仕上がります。こちらのお宅では目隠しの意味合いも込めて植栽が顔を覗かせるデザインに。クラシカルでありながらどこかかわいらしさを感じる門まわりです。
駐車スペースといえば土間コンクリートを連想しますが、お住まいのテイストによってはコンクリートが無機質で単調に感じてしまうかもしれません。そこでおすすめしたいのが、目地にレンガを入れた駐車スペース。土間コンクリートを打設する際、気温の変化による膨張や収縮を防ぐための目地を入れますが、その目地にレンガを取り入れました。ストレートなラインだけでなく柔らかな曲線など、お好みのデザインを描けるのもレンガの魅力です。目地のレンガの他、乱形石など土間コンクリートの一部に取り入れてあげるだけでぐっと華やかさが増しますよ。強度や耐久性の高い土間コンクリートと、華やかさが魅力のレンガを融合させたおすすめの施工方法です。
自然素材のレンガは植栽にもピッタリです。レンガを積んだ花壇は色鮮やかな草木とも調和し、お庭を優しく引き立てます。さみしくなりがちな冬場も、レンガの元気なカラーでお庭が華やぎますよ。アプローチの脇にレンガの花壇を作って、訪れる人をおもてなししましょう。
こちらは家庭菜園です。花壇同様、家庭菜園にもレンガはおすすめです。最近のDIYブームで、ご自身でレンガを積んで菜園を手作りされている方も多いですよね。自分で作った菜園は愛着が湧き、味があってまた楽しみ方の幅が広がります。もちろんプロの力を借りても、自分好みの菜園が作れますよ。
こちらは階段の蹴上部分にレンガを使ったデザインです。積み上げるイメージのレンガですが、このように階段の蹴上部分に使うと角度によって見え方のバリエーションが広がります。訪れる人が最初に踏み入れるアプローチなどに用いると、お住まい全体が華やかな印象になりますよ。
こちらは門袖の笠木部分にレンガを使ったお宅です。笠木とは門などの上部に施す仕上げ材のことで、デザイン性を高めるだけでなく、雨だれなどによる汚れを防ぐ効果もあります。南欧テイストの外構によく用いられるレンガの笠木ですが、門袖のフォルムを強調してより華やかな雰囲気にしてくれますよ。ワンポイントとして使うだけでデザインを引き立てられるのも、レンガの魅力ですね。
こちらは見切りにレンガを使ったお宅です。見切りとは外構用語で、境界部分に使う仕切りのような役割を果たします。こちらは砂利敷きの犬走りと芝の主庭との見切りにレンガを用いたデザイン。見切りにレンガを使うと一気にお庭が華やぎます。レンガといえば真っ赤な色を連想しがちですが、色鮮やかなものから落ち着いた色味のものまで様々ですので、お庭のテイストにあったレンガを見つけてみてくださいね。

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ガーデンプラス本部
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中谷麻美
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