エコにもつながるエクステリア

こんにちは。ガーデンプラス本部の中谷です。この度の台風15号、19号により被災された皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。みなさんのお住まいの地域は大丈夫でしたでしょうか。

毎月16日は「エコの日」ということをご存知でしょうか。環境問題の取り組みの一環として、個人単位で活動できるエコ活動は近年再注目されつつあります。レジ袋有料化の流れやプラスチックストローの廃止など、これも環境に配慮したエコ活動の一環です。ここ数日の台風や夏の猛暑など、環境破壊による気象変動が私たちの身近で起こるようになってきました。自分たちでできる小さなことから、環境保全活動に取り組んでいきたいですね。

さて、今回はエコにもつながるエクステリアをご紹介したいと思います。エコにつながるエクステリアと聞いてあまりピンと来ない方も多いと思いますが、エクステリアにも廃材をリサイクルして作られたエコ商品や、エアコンの稼働時間やガソリンの消費量を抑えてくれる効果があるものなど、お庭でもエコにつながる商品がたくさんあります。それではまず、廃材を再利用したエクステリアからご紹介いたしましょう。

こちらのお宅の目隠しフェンスとしても使われたF&F社のマイティウッドシリーズは、天然木の風合いを感じる優しいデザインながら自然木材のような腐食の心配がなく、色あせしにくく長持ちする人工木材を使用しています。家庭からゴミとして出される食品のトレーや発泡スチロールを再利用し、洗浄してから粉砕・溶解してペレットに。そこから押出成型して表面に木目模様を施すことで、天然木さながらの質感を再現しました。

エコの観点から優れている商品なのはもちろんのこと、マイティウッドシリーズはセミオーダーメイド製品ですので、現場で自由に加工できるのも魅力の一つ。このようにテラスを囲って独立させたり、変形地に合わせてフェンスを設置することができます。カラーバリエーションも木調色から爽やかなパステルカラーのブルー、かわいらしいピンクカラーまで様々。お庭の彩りとしてもおすすめのエクステリアです。

目隠しフェンスの施工例はこちらから

再生素材を使ったエクステリアといえばウッドデッキが代表格にあります。

こちらのYKK AP社のリウッドデッキはリウッド（再生木）を木粉にして表面に施し、人工素材ながら木の風合いを生かしたデザインに仕上げています。天然木と違って腐食や虫食いの心配もなく、耐久性は抜群。長い年月をかけてお庭で活躍してくれることも、エコの一つと言えそうですね。

ウッドデッキの施工例はこちらから

ここ数年、真夏の暑さが厳しさを増していて、一番多い時で1週間の間に1万人以上の人が熱中症により救急搬送されています。環境破壊の観点から、一時はエアコンの設定温度は28度を推奨されていましたが、外が暑い影響もあって設定温度が下がっているそうです。身体に影響が出るようではいけませんが、エコの観点や電気代のためにもできるだけエアコンは緩く使いたいですよね。

そんな時に役立つのがシェード。テラス屋根に設置して使う布製の日よけを指しますが、このシェードがあるだけで強い日差しを遮り室内の温度上昇を軽減してくれます。カーテンを閉めても同じ効果が得られるそうですが、室内が暗くなるので閉めっぱなしにはしたくないですよね。シェードはテラスや窓際に程よく日陰を生み出してくれて室内の体感を下げるので、自然とエアコンの設定温度を上げられます。同じ布製の日よけにオーニングがありますが、テラス屋根ごと設置してしまった方が実は工事代金は安く済みます。日よけ以外にテラス屋根は雨よけとしても活躍しますので、お庭に取り入れてみてはいかがでしょうか。

テラス屋根の施工例はこちらから

雨の日のお車の乗り降りに便利なカーポート。カーポートも実は日々の暮らしにエコの要素を足してくれるエクステリアです。

カーポートの屋根材に使われる熱線吸収ポリカーボネートは、夏場のお車の車内温度の上昇を抑えるだけでなく、冬場のフロントガラスの凍結防止にも役立ちます。車内のクールダウンの時間や凍ったフロントガラスを溶かすためのアイドリング時間が短縮され、結果エコにつながりますよ。毎日の通勤などでお車を使われる方にとっては嬉しい効果ですね。

カーポートの施工例はこちらから

夜のお庭を明るく灯してくれる照明。

照明もソーラーパネル付きのライトを使えば、日中に太陽光で蓄えた電気だけで済みます。ソーラーパネルつきの小さな照明なら大掛かりな工事も必要なし。手軽に夜のお庭の安全性や防犯性を高められますよ。ホームセンターなどで手軽に手に入りますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

照明の施工例はこちらから

いかがでしたでしょうか。今回はエコにつながるエクステリアをご紹介いたしました。あまり意気込まなくても、日々自然に生活するだけでエコにつながります。マイバックを持ち歩いたり、ごみをきちんと分別してリサイクルに出したり、一人ひとりの日々の小さな積み重ねが大切です。環境改善に少しでもつながる活動を継続してきたいですね。