賢くて運動好きなトイ・プードルに合った、お庭での遊び方を紹介!
お庭遊びによって、トイ・プードルのもつポテンシャルを発揮させてあげましょう!

日本において高い人気を誇るトイ・プードル。トイ・プードルと一緒に暮らしている、またはこれから迎え入れる予定という方は、まず室内環境を整えていることと思います。
一方で、トイ・プードルは屋外で遊ぶのも好きな犬種であり、愛犬のためにお庭づくりをすることで、お家がより一層楽しい空間になるはずです。
そこでこの記事では、トイ・プードルの特徴を踏まえて、お庭で楽しめる遊びを中心にご紹介していきます。
賢く好奇心旺盛で、運動能力も高いトイ・プードル
トイ・プードルは、見た目の可愛らしさだけでなく、賢く人懐っこい性格も人気の理由です。知らない人・犬・猫・小動物などにも臆せず、フレンドリーな対応を見せるトイ・プードルも多くいます。
そんなトイ・プードルの原種は、体高45cm以上にもなる大型犬のスタンダード・プードルです。スタンダード・プードルは、ヨーロッパで水猟犬として活躍していた歴史があり、小型化されたトイ・プードルは、フランス貴族に可愛がられていました。
ちなみにプードルは他にも、サイズによってミディアム・プードルやミニチュア・プードルに分類され、さらにはタイニー・プードルやティーカップ・プードルと呼ばれるサイズのわんちゃんもいます。
プードルがもともと狩猟を手伝っていたこともあり、トイ・プードルは非常に賢い犬種なのです。例えば、海外では介助犬・セラピー犬・盲導犬として活躍している事例も。さらに日本でも、警察犬や災害救助犬、聴導犬として働くトイ・プードルがいるほどです。
そして、運動能力も高く、活発に行動することを好みます。また、好奇心も旺盛で、あらゆる物に興味を示すのです。こうした特徴・性格から、誤飲をしたり、フェンスをよじ登ったりと、危険な行動も見受けられます。トイ・プードルの生活区域には危険な物を置かないようにして、お庭で遊ぶ際には、必ずフェンスを設けるなど、脱走防止対策を施しましょう。
お庭遊びでポテンシャルを発揮させてあげる
トイ・プードルは好奇心と賢さを持て余し、お家の中でいたずらをすることも少なくありません。しつけを怠ると、悪知恵ばかり働かせるようにもなるのです。また、高い運動能力があるため、エネルギーを発散させたいという欲求もあります。
そこで、お庭遊びを通じて、わんちゃんがもつポテンシャルを発揮する機会を作ってあげましょう。新しい特技を覚えさせたり、頭を使う遊びを楽しんだりと、トイ・プードルが興味を抱くようなお庭での遊びをご紹介します。
嗅覚を使ったゲーム「ノーズワーク」
ノーズワークは、賢いトイ・プードルとのお庭遊びにぴったりです。嗅覚を使ったゲームであり、子犬からシニア犬まで無理なく楽しむことができます。ドッグスポーツとして、世界的な人気があるのです。
似ているゲームとして、犬が興味をもつ匂いを探してもらう「おやつ探し」などがあります。一方でノーズワークは、本来犬が興味をもたないユーカリやローリエといったアロマ臭が付いた布などを見つけてもらうゲームです。見つけられたらご褒美のおやつをあげるなどして、愛犬に「ノーズワークは楽しい!」と思ってもらうことが大切となります。
室内でも楽しむことができるノーズワークは、お庭で行うことで、日光を浴び、土や空気の匂いも楽しみ、室内よりも広く動き回れるなど、犬がもつ欲求をより満たすことに繋がるのです。ノーズワークはハードルが高いかも、と思われる飼い主さんは、おやつ探しをお庭で楽しんでみてはいかがでしょうか。
ポールやシーソーなどを使った競技「アジリティー」
SNSのドッグダンス動画にもトイ・プードルは度々登場するなど、運動能力が高いことも特徴です。そのため、お庭で一緒にドッグスポーツに取り組むこともおすすめ。具体的には、ポールやトンネル、シーソーなどのアジリティー(障害物)をお庭に設置して、正確に早くアジリティーをクリアしていくというものです。
ただし、トイ・プードルは骨が細く、骨折や脱臼をしやすいため注意が必要となります。ジャンプも得意ですが、着地の際に負担がかかるため、愛犬とのお庭遊びでアジリティーを取り入れる場合は、ジャンプしてハードルを飛び越えるといったことよりも、登ったりくぐり抜けたりするアジリティーにしたほうが良いでしょう。
関節への負担が少ない「プール」
トイ・プードルの原種であるスタンダード・プードルは、もともと水猟犬として活躍していました。こうしたルーツから、トイ・プードルは泳ぎが得意とされています。
プール遊びは関節への負担も減らすことができるため、夏場には熱中症対策を行ったうえで、プール遊びを取り入れてみるのも良いかもしれません。
プール遊びはこちらの記事を参考にしてください。
定番の「ボール遊び」
最後に、愛犬との遊びの定番である「ボール遊び」も、多くのトイ・プードルが大好きです。フェンス設置など脱走防止対策をしていれば、ボール一つで存分に遊ぶことができますね。
トイ・プードルは、好奇心からボールを誤飲することも少なくないため、ボールは口よりも少し大きいサイズを選ぶようにしましょう。また、わんちゃんにボールを与えて後は自由に遊ばせる、という遊び方をすると、誤飲や怪我の危険があります。トイ・プードルは孤独感がストレスに繋がる性格でもあるため、ボール遊びの際も、飼い主さんが一緒になって遊んであげましょう。
さらに、ボールを取りに行った先で、夢中になって物に飛び乗ることも考えられます。着地の際に怪我をする恐れもあるため、トイ・プードルが過ごすお庭では、できる限りよじ登れる場所や段差をなくすよう心掛けましょう。
お庭で遊んだ日は疲れを考慮する
トイ・プードルは体が小さい分、長時間の遊びは疲れや関節痛などに繋がりやすいのです。そのため、お庭で楽しく遊んだ日は、散歩時間を少し減らしてあげるなど工夫しましょう。また、お庭の舗装材を芝生やゴムチップなどクッション性の高い素材に変えると、足腰への負担を減らすことに繋がります。
まとめ
室内だけでなくお庭でも遊べるようになれば、わんちゃんはこれまで以上に楽しく過ごせるのではないでしょうか。今回ご紹介した「トイ・プードルに合ったお庭での遊び方」のポイントをぜひご参考いただき、こんなお庭にしてみたいというご要望がありましたら、ガーデンプラスまでお気軽にご相談ください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。ガーデニングも楽しみつつ、愛犬とも遊べるお庭づくりをお手伝いさせていただきます。お気軽にご相談ください。
この記事の監修者:DogHuugy
お泊り予約サイト「DogHuggy」や犬とのライフスタイルマガジン
「DogHuggy Magazine」の運営を担当する犬のプロが記事監修を行っています。
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