高低差のある土地の新築外構工事
深基礎住宅の施工事例をご紹介します。

こんにちは、ガーデンプラスです。
今回は高低差のある敷地の外構工事をご紹介します。
最近の集中豪雨や洪水など自然災害に備えて、深基礎のお住まいが増えてきました。
高低差のある土地は階段や土留めなど、平らな土地ではかからない費用が発生するため、外構費用が高くなる傾向があります。
そのため、建物のご計画に合わせて早めに外構工事の計画をしたり、あらかじめ多めに予算を組んでおくことをおススメします。
施工前の玄関まわり
こちらは施工前のお写真です。
深基礎のお宅で、玄関ドアと前面道路の高低差が、かなりありますね。
このままでは玄関に入ることが出来ませんので、ポーチ階段を施工していきます。
タイル貼りで高級感を演出した階段まわり
完成した門柱をかねた階段まわりのお写真です。
建物のお色に合わせてグレーのタイルで仕上げています。
階段に使用したタイルはリクシルの「コンテⅡ」で雨の日も滑りにくく、安心してお使いいただけます。
また階段を守る側面の壁は、門柱を兼用させました。同じタイルを使用することで統一感を演出できます。またポストや宅配ボックスを取り出すときも、階段をのぼる途中で作業ができますね。
ファサードのお写真
こちらは別角度からのお写真です。
階段のまわりにはエスビック社の「ウルトラC」という化粧ブロックを3段積んでいます。現在は砂利を敷いていますが花壇としてもお使いいただけます。
こうしてブロックの高さを2段階に分けることで費用を抑えつつ、強度をアップさせることが出来ます。
玄関前には転落防止も兼ねて、弊社姉妹店エクスショップのプライベートブランド商品「Value Select モクアルフェンス横板タイプ」を設置しています。
しかし、外構用フェンスは、転落防止柵とは異なりますので、安全第一でプランナーと相談しながら商品を選ぶようにしてくださいね。
施工前の駐車スペースと主庭
こちらは駐車スペースと主庭側の施工前のお写真です。
こちらもかなりの高低差があることがわかりますね。
深基礎になっているので、建物のぎりぎりまで駐車スペースとして土間コンクリート打設が出来ることもわかります。
施工中の様子
雨などによって土が流れてしまう可能性があるため、駐車スペースと主庭の間をコンクリートブロックを使い、しっかりと土留めをしていきます。
上下両方の土地を安全に利用できるようにするための重要な工事です。
主庭完成後の様子
完成したお写真がこちらです。
駐車スペースと主庭の出入りがしやすいように階段を施工し、防草シートと人工芝を敷設しました。
またお隣の窓に面した部分のみ目隠しフェンスを設置しました。使用したのはF&F社の「マイティウッドベーシック」です。樹脂で出来た人口木フェンスでメンテナンスフリーの為、大人気のフェンスです。
全体を目隠しフェンスで囲ってしまうと圧迫感が出てしまいますし、階段に門扉を設置しないと防犯的にも不安です。
前に停めたお車が軽い目隠しの役割になってくれますので、土留めブロックの上はYKKAP社の「ルシアスフェンスLite」を施工しました。
すっきりとスタイリッシュな空間になりましたね!
いかがでしょうか?
高低差のある敷地の外構は土留めやフェンス等の費用がかかりますが、高さによるゾーニングが自然とされている状態になるので、プライベートスペースとオープンスペースを分割しやすいのも特長です。
また転落などの事故防止や目線の高さに合わせたプライバシー保護も重要なので、3Dパース等を利用して外構プランナーと相談してみてください。

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ガーデンプラス本部
Web担当
横田直哉
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