木目調のパーゴラ屋根でつくる居心地の良いお庭

こんにちは。ガーデンプラス熊本中央店の坂本です。

今回ご紹介する施工事例は、木調テラス屋根とその周囲の工事です。
前回外構リフォームのご相談で、アプローチ・駐車スペースやブロック塀などの工事を施工させていただきました、リピーターのお客様からご依頼をいただきました。

今回の工事は南側のお庭を重点的に、過ごしやすい雰囲気づくりをご希望でした。
早速施工前の状態からご紹介します。

前回は道路沿いの土留め塀や生垣を施工させていただきましたが、お庭についてはまだそのままでした。

こちらが施工後のお庭です。生垣にも似合う、ナチュラルで素敵なお庭になりました。

足元の人工芝はローメンテナンスながらいつも緑を楽しむことができ、生垣の葉が少ないときもお庭らしい景観を維持してくれます。

それではポイントごとにご紹介いたします。

テラス屋根は、YKKAP「サザンテラス　パーゴラタイプ　関東間　間口2間×出幅9尺（3690×2670）」。フレームがアルミ製ながら木目調カラーラッピング（キャラメルチーク）されているため、天然木の角材を組み合わせたような雰囲気が特徴で、梁材が屋根から突き出たパーゴラデザインは洋風のお庭の憧れですね。

屋根材は、太陽光のまぶしさを軽減したいとお客様からご希望がありましたので、熱線遮断ポリカーボネートのクリアマットを選択いただきました。室内で過ごすときもエアコンなど省エネにつながります。また空間を大きくするために、ロング柱を利用して2階バルコニーに壁付けして高さを出しました。

掃出し窓からそのまま外に出られるよう、掃き出し窓の下にウッドデッキをご提案しました。製品は、YKKAP「リウッドデッキ200　間口2間」の特注品で、L型に出幅を変化させたデザインです。
板材と幕板（ナチュラルブラウン）は、木粉とプラスチックを原料に製造されたメンテンスフリーの製品です。束柱はアルミ製品（プラチナステン）になりますので腐食の心配もありません。
段床も1段設けて、ベンチのように腰掛けて過ごすことができます。

ウッドデッキの床下はコンクリートを施工しましたが、L型に囲われた部分は、タイルを貼ったテラスにしてデザイン性を重視しました。
L字型の配置はお店のカウンターや囲炉裏などでも見られますが、お互いの顔が見えやすく、団欒の時間に最適です。BBQコンロを囲んだり、少しお茶をするときにも楽しくお過ごしいただけそうですね。

テラス周囲は、人工芝を施工しました。雑草対策と美観を保持するために、大変喜んでいただけました。
人工芝の縁取りは、お客様のご自宅にあったレンガを利用させていただきました。園路としても使いやすいですし、ウォーターボックスの周りなど少しのデザインの工夫で、見栄えが違って見えます。

近い時期に西側の隣地に建物の着工計画があるとのことで、目隠しフェンスを既存ブロック上に施工しました。新たな建物が建っても、ウッドデッキやテラス屋根の下でゆっくりお過ごしいただけます

お客様には大変ご満足いただくことができました。
憩いのスペースとして、バーベキューなどご計画されるとお聞きしていますが、ゆとりのあるくつろぎの場所として、素敵な空間になりました。
またお庭まわりでお悩み事ややってみたいことがありましたら、お気軽にご相談ください。