家庭菜園の梅雨対策
じめじめ嫌な季節になりましたね。今回は梅雨を上手に乗り切るための、家庭菜園の梅雨対策をご紹介いたします!

じめじめ不快な梅雨の時期。この時期は人だけでなく、お庭の植物たちも不調をきたしやすい時期なんです。気温が高く、雨の多い時期は植物も病気や生育障害が起こしやすくなります。一度病気にかかると蔓延しやすいので注意が必要です。一番気を付けることは水はけ。水はけの悪い土壌では病気が起きやすいのはもちろん、根腐れが原因で枯れてしまうこともあります。梅雨の間に枯れてしまった!なんてことにならないよう、今からでもしっかり対策してあげてください。
今回は、今からでもできる家庭菜園の梅雨対策をご紹介します。梅雨を上手に乗り切って、収穫期に備えましょう!
意外と盲点になるのが、植木鉢の受け皿。梅雨の間は水が溜まりやすく、水が溜まったままでは植物が呼吸ができずに根腐れを起こしてしまいます。梅雨の間は外しておくといいですね。特に夏場は水の溜まった受け皿が蚊の発生源になることもありますので、梅雨が明けた後も夏の間はお庭の受け皿をしまっておきましょう。鉢も密集させておくと風通しが悪くなり病気が発生しやすくなりますので、少し離しておいてあげるといいですね。屋根や軒下など、雨が直接当たらない場所に移動してあげるのも得策です。屋根がない場合は、すのこやレンガなどのブロック類を下に置くだけでも通気性がよくなりますよ。
梅雨の時期に植物を枯らしてしまう原因の1つに、雨天時の葉への泥はねがあります。予防策としておすすめなのは、わらやマルチング材で根元をカバーしてあげること。特にわらは雨が降る際の衝撃を吸収してくれるのでおすすめです。追肥の際もそっとよけるだけで済みますし、真夏の土の乾燥予防にもなりますよ。
植物は梅雨時期に一気に成長を始めます。雑草が急激に成長するのもこの時期。雑草をそのままにしておくと養分をとられて実がつかなくなってしまいますので、こまめに引き抜きましょう。雑草を抜く際に植物も成長に合わせて間引きをして、風通しをよくしてあげましょう。ただ、雨の日に間引くと雑菌が入って病気にかかりやすくなりますので、梅雨の晴れ間に行ってくださいね。
なめくじは、実は家庭菜園の天敵。葉っぱや茎についているのをみつけたら、葉を食い荒らされてしまう前に駆除しましょう。予防策としては、なめくじの住処を作らないこと。雑草をそのままにしていたり葉が茂ったままにしておくと、なめくじが住み着いてしまいます。なめくじは夜行性なので朝見てみたら葉っぱが穴だらけ、ということも少なくありません。使っていない鉢などの道具もしまっておきましょう。
背が高くなる植物を育てている場合は、早いうちから支柱を立てて支えてあげましょう。急激に伸びたところで風にあおられたり雨に打たれると倒れやすくなります。倒れたままにしておくと、葉に土がついてそこから病原菌にかかることがあるので、倒れているのを発見したら支柱に結んで支えてあげてください。葉に泥がついたままにしておくと病気にかかるだけでなく、葉の気孔を塞いで呼吸ができなくなるので、軽く水で洗い流してあげましょう。
人気のグリーンカーテンは梅雨時期は成長期にあたりますが、台風が来ると一晩で枯れてしまうことがあります。もし台風が来る場合は、ネットの上部を外してネットごと地面に置いて風を防いであげましょう。葉に土がついてしまった場合は、ネットを吊るした後に優しく水をかけて泥をおとしてあげてください。支柱やカバーをかけるより簡単で一番確実なので、台風の予報が出た際は試してみてくださいね。

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夏の収穫期を元気に迎えるために、梅雨対策は欠かせません。私たちもお庭の植物たちも、梅雨を快適に過ごしたいですね。お庭のことならガーデンプラスまで、お気軽にご相談ください!
ガーデンプラス本部
Web担当
中谷麻美
野菜や植栽の育て方、お庭の楽しみ方などを詳しくご紹介します。
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