台風前のお庭の準備
台風被害にあわないために今からでも間に合うお庭の準備をご紹介いたします。

お庭の大敵といえば、台風。強い風と多くの雨でお庭をダイレクトに襲ってしまいます。そんな台風の被害を減らすため、お庭で出来ることをまとめました。被害を最小限にとどめ、快適なお庭生活のお役に立てれば幸いです。
■カーポート・サイクルポートのサポート柱設置
カーポートやサイクルポートには耐久力を高めるためのサポート柱がオプションとして設置が可能です。
サポート柱は、柱部分にくっついて保管されていることが多いので、一度ご確認ください。
床面に金属の柱設置金具があるかも重要なポイントです。
設置方法はメーカーにより異なりますので、詳細は取り扱い説明書をご覧ください。
基本的にはカーポート⇒床の柱金具の順に引っ掛ける形で大丈夫です。
カーポートやサイクルポートの雨樋は落ち葉などで詰まる可能性があります。台風が来る前と来た後でそれぞれドレンキャップから掃除をしてください。
■カーゲート・門扉の保護
カーゲートですが上下に稼働するアップゲートの場合は、ゲートを閉めた状態にしてください。
一方の横にスライドする伸縮タイプのゲートは風で倒れる危険があるため、ゲートを開いた状態にし、ゲート自体は飛ばないよう紐等でくくりつけて開かないようにしてください。
門扉も落とし棒を下ろし、鍵をかけるなど動かないようにしてください。またポストや宅配ボックスも施錠がされているか、確認ください。
■オーニングやシェードの保護
オーニングやシェードなどの布状のものは風の影響を多く受けるのでできるだけ畳んだ状態にしてください。
開かないように紐などで結ぶか、ロックをかけると効果的です。
■テラス屋根・テラス囲い・ガーデンルーム
テラス屋根は物干し竿を設置している場合は竿を下ろし、飛ばないように固定してください。
テラス囲い・ガーデンルームは、雨風が吹き込まないよう扉を閉め、ロックをかけてください。
カーポート同様、落ち葉などでドレンが詰まる可能性があるので、できれば樋は台風の前後で2回掃除をしてください。
■植木鉢やガーデンファニチャーの移動・固定
植木鉢など移動可能な植物は転倒を避けるためできるだけ室内に移動させてください。大型のファニチャーを設置されている方も、突風にあおられないよう壁際など風の当たりにくい場所に移動させ、紐などで縛っておくと安心です。
■植栽・家庭菜園
風にあおられて倒れてしまわないよう、植栽、特に幹が細く葉の多い樹木は枝を紐でくくるなどし、風の影響を最小限に抑えます。すでに傷んでいる枝などがあれば、この際に剪定を行うことで、風の影響を緩和させてもいいでしょう。家庭菜園でも主に丈のある豆類やトウモロコシ、ナス、キュウリなどは茎を束ねたり、支柱を増やし、ひもで巻き付けるなどして対処してください。
■果樹の収穫
収穫前の果物が全部だめになってしまったとならないよう、果物は可能な範囲で収穫してください。小さな苗木などの場合は、支柱で保護し、寒冷紗などで覆ってあげるもの一つの方法です。苗ごと倒れないよう支柱の強度には十分に注意してください。

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台風対策は「固定」と「移動」が大原則です。対応は早めに行い、台風が過ぎる頃には外に出ないようにしましょう。
ガーデンプラス本部
Web担当
横田直哉
ガーデンプラスの魅力やキャンペーン情報、お庭づくりのポイントなどをわかりやすくお伝えいたします。