美肌におすすめのフルーツ

こんにちは。ガーデンプラス本部ブログ担当の中谷です。

季節が進むにつれて空気が乾燥するようになりましたね。空気の乾燥に伴って気になってくるのがお肌の乾燥。毎日を楽しく過ごすためには、お肌のコンディションもかなり大きな要因になりますよね。季節の変わり目は特にお肌の調子も崩れがちです。

そんな今日11月12日は皮膚の日。1989年に日本臨床皮膚科医学会によって設けられた記念日で、皮膚の健康と皮膚疾患についての正しい知識の普及と、皮膚科の専門医療に対する理解を深めることを目的として制定されました。11（いい）12（ひふ）の語呂合わせが由来となっていますが、この時期はちょうどお肌の調子を崩す方が多いそうです。

化粧品を変えてみるのもいいですが、この機会に身体の中からお肌を潤す食生活にシフトチェンジしてみませんか？特にフルーツは生のまま食べることが多いので栄養価をそのまま身体の中に取り込め、手間もかかりません。

そこで今回は美肌におすすめのフルーツをご紹介いたします。

①レモン

見ただけで口の中が酸っぱくなるレモン。フルーツの中でもビタミンＣが豊富で、美肌におすすめのフルーツです。ビタミンＣはお肌の線維芽細胞が働く手助けをする栄養素で、線維芽細胞は美肌作りに必要なコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンを生成します。この線維芽細胞を活発にさせるということは、お肌にハリや潤いをもたらすということになるので美肌に繋がりますね。そしてビタミンＣには強い抗酸化作用がありますので、細胞の老化を防ぐアンチエイジング効果も期待できます。ただ、ビタミンＣは水溶性のため、たくさん摂っても不必要な分は体の外に排出されてしまいます。毎日こまめに摂りたいですね。

そのままではすっぱいので、これからの季節は輪切りにしたレモンとハチミツでホットのハチミツレモンにして飲むのがおすすめ。レモンは自宅で育てると、残留農薬を気にせず皮ごとお召し上がりいただけます。春に咲くお花もとってもかわいらしいので、今年はレモンの木をお庭やベランダで育ててみませんか？

②オレンジ

甘酸っぱく、見るだけで元気をもらえるビタミンカラーのオレンジ。たくさんの品種が店頭に並びますが、酸味の強さや甘味もそれぞれ違います。ビタミン類を多く含むオレンジは、意外にも鉄分やカルシウムが豊富。一度にたくさんの栄養素が摂れるのは嬉しいですね。甘さが欲しい方はバレンシアオレンジやネーブルオレンジがおすすめです。オレンジジュースにもよく使われる品種で、甘味があるので酸っぱい食べ物が苦手な方にもおすすめで、特にビタミンＣが豊富です。酸味のある方がお好みの方にはブラッドオレンジがおすすめです。赤い実が特徴のブラッドオレンジは、アンチエイジングにおすすめのアントシアニンが豊富に含まれています。この機会に様々なオレンジを食べ比べしてみるのもいいですね。

③リンゴ

店頭で一年中取り扱われるリンゴも美肌におすすめのフルーツです。リンゴのポリフェノールには強い抗酸化作用があり、角質や皮膚を守ってくれる効果があります。そして美肌に効果のあるエラスチンやコラーゲンが豊富に含まれていますので、毎日食べることでお肌のキレイを保ちますよ。そしてリンゴは食物繊維が豊富なので、身体の中からお掃除してくれます。値段が高いことからも若い世代のフルーツ離れが進んでいるといわれていますが、リンゴは価格もお手頃で毎日気軽に食事に取り入れられるのも魅力の一つですね。

④キウイ

半分に切るだけで食べられる手軽さも魅力のキウイですが、小ぶりな実の中には栄養価がたくさん詰まっています。特にビタミンＣが豊富で、キウイ1個で一日分のビタミンＣが摂れてしまいます。ビタミンＣの量だけでいえば、キウイ1個分でレモン8個分のビタミンＣ！そして注目すべきはビタミンＣだけでなく、アンチエイジングに効果のあるビタミンＥも豊富に含まれていることです。ビタミンＥは「若返りのビタミン」とも呼ばれていて、お肌にハリやツヤを出す効果が期待できます。栄養面でいえばゴールドキウイの方がビタミンＣが豊富なので、甘味の強いゴールドキウイもおすすめです。酸っぱいイメージのあるキウイですが、電子レンジで1分ほど加熱すると追熟して甘くなります。まだ固いキウイを買ってしまった時にぜひお試ししてみてくださいね。

美肌に効果的なフルーツの摂り方は、空腹時に食べること。30～40分ほどでエネルギーに変わり、栄養分もしっかり体内に吸収されます。食後のデザートとして食べてしまうと、せっかくの栄養が吸収されずに消化されてしまうことに。朝食や間食として食べるのがおすすめです。おいしいフルーツで、乾燥の季節も上手に乗り切りましょう。