左官仕上げの種類のご紹介
今日は左官の日!そこで今回は左官仕上げの種類についてご紹介いたします。
■左官仕上げは職人の技術が試されます
こんにちは。ガーデンプラス本部ブログ担当の中谷です。
日本各地で桜が満開を迎え、春らしい陽気になりましたね。心地よい日差しを浴びながら、外で過ごす機会も増えてきたのではないでしょうか。
そんな春本番を迎えた今日4月9日は左官の日。左官作業の中でも一般的に知られている漆喰(しっくい)からの語呂合わせが由来となっていて、日本左官業組合連合会によって制定された記念日です。左官とは、建物や外構の壁や床、塀などにコテを使って塗り仕上げる職業を指します。日本では昔から使われている左官仕上げですが、近年は和モダンの建築様式が人気なことからも改めて注目を集める技法です。自由なテクスチャーは、モダンなお庭づくりには欠かせませんね。
そこで今回は、左官仕上げの種類と技法についてご紹介いたします!
こちらがアップのお写真。
先ほどの門柱との違いは、塗装剤そのものの質感。こちらは砂壁のようなザラザラした質感で、ツヤを消しています。まさに漆黒という色合いでシックに仕上がっていますね。これも職人さんが手で仕上げるからこそ表現できる左官仕上げです。
②洗い出し仕上げ
こちらのお庭の園路に施されたのは砂利の洗い出し仕上げ。
洗い出し仕上げとは、コンクリートの中に砂利を入れて、乾く前に水で洗い流したり拭き上げて砂利を表面に浮かび上がらせる技法のことです。季節によって乾く時間が違いますので、洗いだすタイミングが職人の技の見せどころ。下地はコンクリートなので砂利が散らばらず、歩行性を高めつつも砂利のデザイン性を楽しめます。
③樹脂舗装
砂利を使った技法の中でも、でもこちらは樹脂を使った舗装材。
砂利がギュッと詰まったような見た目で、コンクリートの無機質さを出したくないお庭にもおすすめの舗装材です。ナチュラルテイストのお庭にもピッタリですね。
④モルタル
こちらはモルタルの左官仕上げです。
こちらはモルタルをコテで塗り上げてから、杉板を張り付けて木目を出したデザインです。モルタルのクールで無機質な印象を残しながら、木目の温かさも同時に感じれらる技法。美しい木目が優雅な印象ですね。一般的な木目デザインとは一線を画す、職人の技術が生きる技法です。
いかがでしたか?職人さんの手だからこそできる左官仕上げをご紹介いたしました。ガーデンプラスでは、経験豊富で技術力の高い職人が施工を担当させていただきます。外構工事のことならお気軽にガーデンプラスまでご相談ください。
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ガーデンプラス本部 担当:中谷麻美
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