エネルギッシュで物覚えもいいヨークシャー・テリア!お庭での遊び方を紹介
技を教えたり、よく運動させたりして、常にエネルギーを良い方向に発散させる習慣をつけましょう!

シルクのような美しい被毛が特徴的で、小型犬の中でも人気の高いヨークシャー・テリア。「ヨーキー」の愛称で親しまれ、2021年には9,690頭が登録されており、日本で8番目に多く飼われている犬種です。(≫一般社団法人ジャパンケネルクラブ「2021年 犬種別犬籍登録頭数」)
小型犬の中ではチワワに次ぐ小さい体で、体重は平均3kg、体高は20〜23cmほど。ヨークシャー・テリアと暮らしている方は、まず室内環境を整えていることと思います。
そんなヨークシャー・テリアはエネルギッシュで、飼い主さんと遊ぶことが好きな犬種です。多くの運動を必要としないものの、ときにはお庭で思い切り遊ぶことが、ストレス解消や健康維持にも繋がります。ヨークシャー・テリアが安心して遊べるお庭づくりが、お家をより一層楽しい空間にしてくれるでしょう。
そこでこの記事では、ヨークシャー・テリアの特徴を踏まえて、お庭で楽しめる遊びを中心にご紹介していきます。
飼い主さんに深い信頼を寄せるヨークシャー・テリア
上品な毛並みが特徴的なヨークシャー・テリア。もともと19世紀頃に、イギリスの工業地帯周辺に住む工員や炭鉱夫の家で、ネズミの捕獲をしていた猟犬です。マンチェスター・テリア、スカイ・テリア、マルチーズなどをルーツとしてヨークシャー・テリアは誕生しました。
性格は自己主張が強く、やや頑固な一面も。小さい体ながら、人や大きな犬にも立ち向かう勇敢さがあり、警戒心が強いことも特徴です。飼い主に対しては、深い信頼を寄せてくれます。
また、甘えん坊で寂しがり屋でもあるヨークシャー・テリア。長時間の留守番や、知らない場所に預けられることは苦手で、ストレスを溜め込んでしまいます。
こうした特徴から、ヨークシャー・テリアには過保護にならないよう愛情を注ぎ、深い信頼関係を築くことが大切です。いつも誰かがかまってあげられる環境だと、性格の良い面が出て、穏やかで素直に成長してくれるでしょう。
お庭遊びでエネルギーを発散!
ヨークシャー・テリアのお散歩は1日2回各10〜15分が目安で、必要な運動量は多くありません。一方で、エネルギッシュで活発に動き回り、飼い主さんと一緒に遊ぶことも好きな犬種です。ヨークシャー・テリアとの暮らしに、お庭遊びを取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、人からネズミの捕獲を任されていたルーツがあることから、コマンドにも鋭く反応し、習得が早いという特徴も。お庭遊びにおいても、きっと飼い主さんの想像を超えるポテンシャルを見せてくれることでしょう。
ヨークシャー・テリアとの暮らしで注意したいのは、エネルギッシュな一面が悪い方向に働いて、興奮しやすくなるという点です。毎日の生活のなかで、技を教えたり、よく運動させたりして、常にエネルギーを良い方向に発散させる習慣をつけましょう。ストレスを溜めさせないことが、吠えやいたずら防止にもつながります。
その他、ヨークシャー・テリアは周囲への警戒心が強い犬種です。ヨークシャー・テリアが過ごすお庭には、目隠しフェンスを設置することも有効となります。気温の変化に弱い犬種でもあるため、きめ細やかな暑さ寒さ対策が必須です。
では、ヨークシャー・テリアと一緒に楽しめるお庭遊びをご紹介します。
ボール遊び
もともとネズミを追いかけることを得意としていたヨークシャー・テリア。ボール遊びも楽しんでくれるでしょう。フェンス設置など脱走防止対策をしていれば、お庭で安心して遊ぶことができます。
誤飲の危険がある小さなサイズのボールではなく、愛犬がくわえられる程度のサイズを選びましょう。また、わんちゃんにボールを与えて後は自由に遊ばせる、という遊び方をすると、誤飲や怪我の危険があります。
愛犬に寂しい思いをさせないためにも、「よくできたね」とコミュニケーションを取りながらボール遊びを楽しみましょう。コミュニケーションを取ることが、ヨークシャー・テリアの性格面にも良い影響を与えます。
さらに、ボールを取りに行った先で、夢中になって物に飛び乗ることも考えられます。着地の際に怪我をする恐れもあるため、できる限りよじ登れる場所や段差をなくすよう心掛けることが大切です。
引っ張りっこ
引っ張りっこは、専用のロープやおもちゃさえあればできる遊びで、準備も手軽です。飼い主さんと一緒になって遊ぶことができるため、わんちゃんにも喜んでもらえます。子犬期の噛む欲求を満たすためにもおすすめです。
引っ張りっこを続けていると、徐々に犬が興奮してくることがあります。ヨークシャー・テリアは興奮しやすい性質があるため、特に注意が必要です。うなったり、おもちゃを振り回したりする前に、クールダウンの時間をしっかりと取りましょう。
おやつ探し
賢いヨークシャー・テリアにとって、おやつ探しはぴったりの遊びです。お庭の中の数カ所におやつを隠し、愛犬に探してもらいましょう。
室内でも楽しむことができるおやつ探しは、お庭で行うことで、日光を浴び、土や空気の匂いも楽しみ、室内よりも広く動き回れるなど、犬がもつ欲求をより満たすことに繋がります。
まとめ
室内だけでなくお庭でも遊べるようになれば、わんちゃんはこれまで以上に楽しく過ごせるのではないでしょうか。お庭で楽しく遊んだ日は、散歩時間を少し減らしてあげるなど工夫しましょう。
今回ご紹介した「ヨークシャー・テリアに合ったお庭での遊び方」のポイントをぜひご参考いただき、こんなお庭にしてみたいというご要望がありましたら、ガーデンプラスまでお気軽にご相談ください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。ガーデニングも楽しみつつ、愛犬とも遊べるお庭づくりをお手伝いさせていただきます。お気軽にご相談ください。
この記事の監修者:DogHuugy
お泊り予約サイト「DogHuggy」や犬とのライフスタイルマガジン
「DogHuggy Magazine」の運営を担当する犬のプロが記事監修を行っています。
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