バラ園に囲まれたお庭のリフォーム

皆さんこんにちは。ガーデンプラス熊本中央店の坂本です。

今回ご紹介する施工事例は、バラがお好きな奥様から色々な庭の悩みをご相談いただき、問題を解決した事例です。

こちらが施工前のお庭です。

ご新築当初からあることがきっかけで、バラを育てることに夢中になり、現在では地植えのバラから鉢植えまでかなりの数の品種を楽しまれておられました。

最大のお悩みは、美しいバラを観賞するために、ご近所の方が断りなくお庭に入ってしまうことだったそうです。

駐車スペースはこのような状態でした。

ご近所とのお付き合いは普通ではあるのでしょうが、お庭に断りなく入られることがあっては、防犯面でも心配ですね。オープンなお庭で道路との仕切りがないためにどうしても侵入される場所に、フェンスを設置したいご希望が強くおありでした。

また、畑に隣接している南側のフェンスが見通しが良すぎるために、ある程度の高さで目隠しも欲しいとのことでした。

門まわりはこのようなオープンな状態です。お庭と駐車スペースを区切る境界ブロックはありますが、背が低いため外からは仕切りが無いように見えますね。

こちらが施工後の南側の目隠しフェンスです。
南側の境界には「LIXIL　フェンスAB YS3型　ラッピング形材　H1200」を新たに設置しました。

以前はオープンだった門まわりですが、駐車スペースと仕切るためにフェンスと門扉を設置しました。

既存のブロック塀の他、門柱まで化粧ブロックを延長しています。高さ800mmのフェンス自体は南側境界から移設しましたが、柱は新しく取り寄せました。

また、お庭や建物周りが完全にクローズになるように、門扉も新設しました。採用したのは「YKKAP　シンプレオ門扉8型　09-10　片開き」です。既存の門柱に近接させて建て込み、駐車スペースから完全に仕切りました。

これでご近所さんがお庭を見に来たときにも、少し距離を置いた位置で会話や庭のバラを愛でることが出来るようになり、奥様からもとてもお喜びいただけました。

その他に、タイルデッキに鉢物のバラを置かれていたそうですが、雨のときもバラの手入れがしたいとのご希望でしたので、テラス屋根のご提案をしました。

建物外壁がタイル仕上げでしたので、外壁に接触しない独立式テラス屋根として「YKKAP　レセパ Lタイプ　間口2.5間　出幅7尺（4336×2118）」をお勧めしました。屋根材を建物の屋根の軒下に少し入り込ませて、雨の振り込みを軽減しています。

ガーデングッズや道具類の収納に、物置もご提案しました。「イナバ　シンプリー　MJX-139E 938×1340×H1903」になります。

施工期間は2週間程度の短期にて完了し、大変ご満足いただけました。

オープンなお庭は面積を広く使うことができ、動線に困らないという開放感はあるものの、防犯面ではやや心配なところがあります。
皆様もご参考にされてはいかがでしょうか？

ありがとうございました。