南側の庭はタイルデッキから憩いのスペースへ

皆さんこんにちは。ガーデンプラス熊本中央店の坂本です。

今回ご紹介する施工事例は、道路に面した南側のファサード面積が大きな新築外構です。南側の庭へのアクセスを重視してタイルデッキなど憩いのスペースを創造しました。

ご依頼のお施主様は、ご新築の際に南側道路からの目線を気にされておられました。

ご提案として、道路から駐車場にかけて少し高低差がありましたので、盛土を行いまして化粧ブロックと目隠し用フェンスで囲い、駐車場へは、ステップを設置して庭からの動線を確保しました。

完成したお庭を外から見た様子です。

フェンスは、リクシル製「フェンスAB YS3型　T-10　オータムブラウン色　横スリット」のタイプになります。土留め兼フェンス基礎に使用した化粧ブロックは、コーヒー色の落ち着いた色になりました。

南側の掃き出し窓には、タイルデッキを設置しました。
庭へのアクセスをよりしやすくして、家庭菜園や植物との関わりが親密になるようにという意図です。
300角タイル仕上げで、正面だけでなく側面にも玄関からの動線を考慮してステップを1段施工しています。とてもご好評いただけました。

庭から駐車場にかけてのステップから、通路を確保したうえで2台用カーポートを設置しています。製品はガーデンプラスのプライベートブランド商品で、「Value Select　ソリッドポートワイド　幅5417mm 　奥行5002mm」です。　屋根材は熱線吸収ポリカーボネートの仕様で、コストパフォーマンスに優れた商品になっています。製品本体の色は、フェンスと同じ色に合わせました。

駐車スペースとお庭が並ぶ場合、どうしてもデザインが分断されがちです。エクステリアのカラーを合わせることで、統一感を持たせることができます。

駐車場は2台並列と合わせ、さらに奥側縦に2台分確保し、合計4台分の駐車場としました。最奥の1台分は砂利敷として、隣のスペースに物置を設置しました。

こちらが駐車スペース奥の物置です。

イナバ製「シンプリー　MJX219EP」、ブロック基礎にアンカー施工を行っています。

その他の工事として、建物基礎が高いため玄関ポーチからの段差解消にステップを1段追加しました。玄関ポーチタイルと同じ製品を施工しています。

また建物周囲に雑草対策として防草シート＋砂利敷仕上げを行っています。

道路に面したファサードは開放的ですが、やはりプライバシーの確保ができていないとお庭として使いづらく感じてしまいます。

フェンスや植栽といった目隠し要素を上手く配置して、外構面積を十分活用できるお庭プランを作りたいですね。

以上、皆様もご参考にされては如何でしょうか？