グレーを使いこなす -中間色を取り入れた門柱デザイン
2021年の流行色・グレーを用いた門柱やアプローチデザインをご紹介します。

こんにちは、ガーデンプラス横浜の柳です。
世界的な色見本台帳を作っているPANTONE社が選んだ2021年の流行色は、「アルティメット・グレイ(Ultimate Gray)」と「イルミネイティング(Illuminating)」という、グレーとレモンイエローの2色でした。
≫COLOR OF THE YEAR 2021: PANTONE 17-5104 ULTIMATE GRAY + PANTONE 13-0647 ILLUMINATING
たしかに、外構工事でもグレーをよく使ったし、使いたくなる色であったと思います。
しかし、流行色というよりは、ホワイトやネイビーなどモノトーン系が基調である建物の色にグレーという中間色は合いやすく、外構業界においても当面は主流の色として使われていくと思いますし、インダストリアルな印象を作ることができる便利な色でもあると思います。
今回は当店がこれまで手掛けたグレーの門柱・アプローチデザインをご紹介します。
タカショー社「セラウォール」を使った杉板擁壁風門柱
タカショーの「セラウォール」を使用した門柱施工例となります。
仕上げに使用したのは杉板擁壁を模したタイルです。横長の板目調デザインがモダンな印象を持たせます。
門袖はグレージュの塗り壁。アプローチに使用したホワイトの平板との相性も良いです。
リビエラ社「フィオラクォーツ」を使った石目調タイル門柱
こちらは、色ムラの強い石目調のグレータイルが現代的なヨーロピアンテイストを演出する門柱です。
手すりや階段蹴上のブラックがよりモダンな印象を作り出しており、トータルでバランスのとれたファサードになっていると思います。
斜めに門柱に食い込むような階段デザインが奥行感を作り出し、間口を広く見せるレイアウトも素敵な印象です。
コンクリート打ちっぱなしのモダンな門柱・門袖
門柱や門袖をコンクリート打ちっぱなしで仕上げた和モダンデザイン。
コンクリートは無機質な分、植物や木目などナチュラルなものと合わせていくと、より全体の雰囲気が良くなります。
ちなみに、右手の植物はハイノキ、左奥の高木はジューンベリーです。
このハイノキの樹形(特に幹の曲線)をとても気にっていただきました。なかなか見つからない素晴らしい樹形だと思います。
番外編:杉板擁壁コンクリート 木調色の門柱
コンクリートの型枠に焼杉を使用した杉板擁壁門柱です。
一般的にはグレーなのですが、こちらは杉板の色が濃く転写された結果、こういった木目調の色となりました。
(実物は写真よりももう少しグレーが強いのですが…)
コンクリートなので仕上がりは一発勝負になるのですが、また同じ色を再現できるかというと自信がないです。
世界で一つの門柱ですね。偶然の産物とは言え、お客様もすごく喜んでいらっしゃいました。
年数が経過してくると、もう少し落ち着いてはくると思うのですが、建物やお客様のキャラクターにあったナチュラルな印象になったと思います。
いかがでしたでしょうか?
中間色であるグレーは、クールでスタイリッシュな印象、ナチュラルな素材と合わせたモダンな印象…と、幅広いテイストのデザインに取り入れることができます。
2022年以降も検討していただければ幸いです。

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