冬でも元気な緑を感じるおすすめの植栽 Vol.2
前回に引き続き、冬でも元気な緑を感じる植栽をご紹介。今回は2回目です。自分好みの植栽を見つけて、冬でも明るいお庭を楽しみましょう!

寒い冬場はどうしても葉が落ちたりして、お庭がさみしくなりますよね。でもそんな寒い冬場も、常緑種を選ぶことで緑を保つことができるんです。前回に引き続き、冬のお庭に華を添える緑の美しい植栽をご紹介します。自分好みの植栽で、お庭を明るく彩りましょう!
①ソヨゴ
風に揺れて葉っぱ同士が擦れることでそよそよと音が出ることから「ソヨゴ」と名前の付けられた、モチノキ科の常緑種です。葉は美しい緑色で、5月から6月にかけて白い小さな花を咲かせます。そしてなんといってもソヨゴの魅力は赤い実。10月から11月にかけて実をつけ、そのかわいらしい実に心を奪われます。ただし、ソヨゴは雌雄異株の植物ですので実を楽しみたい場合は雄と雌の両方を植えてください。ソヨゴは根が下に伸びずに横に広がりますので、地植えする場合はスペースにも注意しましょう。寒さに強くこまめな剪定の必要もない、初心者にもおすすめの樹木です。生長がとてもゆっくりですので、シンボルツリーとして植える場合はある程度丈のあるものを選びましょう。剪定の仕方次第で和洋どちらのお庭にも合いますよ。
②ヒメユズリハ
ヒメユズリハはユズリハ科の常緑種で、ユズリハより少し小ぶりなことから「ヒメ(姫)」の名がつけられたといわれています。ユズリハはその名の通り、新しい葉が出てくると場所を譲るように落葉する様子から名づけられました。その世代交代の様子から子孫繁栄を象徴する縁起木とされる、縁起の良い木です。葉と枝をつなぐ軸の部分に赤みを帯びるのが特徴で、葉は濃い緑色で光沢があります。生長もゆっくりであまり剪定の必要はなく、秋にはブルーベリーのような実をつけるので、四季による変化も楽しめますよ。少し寒さに弱いので、温暖な地域のお宅におすすめの植栽です。
③ジョウリョクヤマボウシ
ジョウリョクヤマボウシはミズキ科の常緑種で、落葉種であるヤマボウシの仲間です。ジョウリョクヤマボウシの魅力は季節によって変わるその様子。春から夏にかけては白くかわいらしい花が咲き、秋には食用としても観賞用としても楽しめる赤い実がなり、寒さにふれることで葉が紅葉します。1本で季節の移ろいが感じられる、魅力満載の樹木です。ジョウリョクヤマボウシは最近生まれた品種でまだまだ流通量が少ないので、お庭に個性を出したい方にもおすすめの植栽ですよ。
④コジイ
コジイはブナ科の常緑広葉樹です。類種のスダジイとともに、一般的にはシイノキと呼ばれます。別名ツブラジイと呼ばれ、「つぶらな(小さな)シイノキ」からその名がついたとも。その名の通り少し小さいのが特徴で、公園や街路樹などで見かけますね。一般のお宅では大きなお屋敷にあるイメージの樹木ですが、剪定をすればある程度の大きさを保つことができます。秋にはかわいらしい、ころんとしたどんぐりもできますので、小さなお子さんのいらっしゃるご家庭にもおすすめです。シンボルツリーというよりは、お庭の中で記念樹として生長を楽しむタイプの樹木です。

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お好みの植栽は見つかりましたか?次回は冬でも元気な緑を感じるおすすめの植栽のご紹介、最終回です。緑に囲まれたお庭のことなら、ガーデンプラスにご相談ください。
ガーデンプラス本部
Web担当
中谷麻美
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