外構を彩る施工方法 足元編
外構工事で用いられる様々な手法。今回は足元を彩る仕上げの手法についてご紹介します。

気温も上がり、外に出かけたくなる季節になりましたね。お庭にも手を加えたくなります時期でしょうか。草花を植え替えてみたり、飾りを加えてみたりするのもいいですが、プロに託してみるとガラリのお庭が変わりますよ。今回は意外と目に付く足もとにスポットをあてて、外構工事でよく使われる手法をご紹介します。大掛かりな工事ではなく、お庭のプチリフォームにも取り入れられますのでぜひご参考になさってください。
①乱形石貼り
乱形石貼りとは、様々な形の石を貼り合わせるように施す手法のことです。色味や石表面の風合いによって様々なデザインが楽しめます。同系色の違った色味や濃淡の石をランダムにバランスよく貼り合わせるので、デザインに動きが出て独特の風合いでお住まいを華やかに演出します。天然石ならではの高級感が出るのも魅力の一つ。外構に華を添えてくれる手法です。
②スタンプコンクリート/ステンシル仕上げ
こちらはコンクリートに施す手法の1つ。コンクリートを流し込んだ後に、スタンプで模様を付けていき、彩色を施すことで、石やレンガ調などに仕上げる工法です。ステンシルと呼ばれるシート状のものを使うステンシル仕上げや、テープを使ってタイル状に仕上げる方法など、デザインによって様々な工事方法があります。スタンプコンクリートは、コンクリート本来の強度を持ちながら、タイルや乱形石、レンガのようなデザインに加工できるのが最大の魅力です。タイルやレンガでは難しかった曲線もきれいに仕上がり、メンテナンスも簡単です。
③コンクリート平板・擬木・擬石
コンクリート製品は現在お客様のニーズに応えようと多種多様な商品が出ており、特に天然素材と見た目もそっくりなコンクリート製品が近年多く発売されています。木材に似せた形の擬木や、石材に似た雰囲気の擬石などが主な例で、一見すると本物と見分けがつきにくい商品も多数あります。特に擬木は、定期的な防腐剤・防虫剤の塗布の必要もなく、劣化も少ないため、ガーデンリフォームなどでも多く利用されています。
④洗い出し仕上げ
洗い出し仕上げとは、モルタルやコンクリートが完全に硬化してしてしまう前に中の砂利を洗いだして表面に露出させる、昔ながらの手法です。季節によって硬化するまでの時間も違い、中の砂利によっても洗い出しのタイミングが異なるため、熟練の技が必要。車のタイヤ痕も目立ちにくく、表面がザラザラしているので雨の日も滑らず安全に通行できます。和洋どちらのテイストのお住まいにも調和し、中の砂利やモルタルの色味によって様々なデザインが楽しめる手法です。砂利の形状や大きさによって、優しい印象にもシャープにも仕上がりますよ。
⑤インターロッキング
インターロッキングとはコンクリート製のインターロッキングブロックを用いた手法のことをいいます。公園や歩道にも採用され、街中でもよく見かけますね。インターロッキング=嚙合わせるという意味の通り、目地を介してブロック同士が噛み合うことで荷重が分散されるようになっています。大きな特徴は透水性の高さ。目地に砂を使用することでコンクリート舗装と違って吸水力が高くなり、雨の日も大きな水たまりができません。ブロックはサイズも色も様々。組み合わせ次第で様々な表情が楽しめます。お住まいやお庭に合わせてデザインを選び、自分好みのお庭に仕上げてくださいね。

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中谷麻美
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