遊び好きでタフなゴールデン・レトリーバー!お庭での遊び方を紹介
飼い主さんと一緒に遊ぶことが大好きなゴールデン・レトリーバーと、お庭遊びを楽しみませんか?

大型犬の中でも高い人気を誇るゴールデン・レトリーバー。最近は様々な犬種の室内飼いが増えているため、ゴールデン・レトリーバーと一緒に暮らしている、またはこれから迎え入れる予定という場合も、まずは室内環境を整えている飼い主さんが多いのではないでしょうか。
一方で、ゴールデン・レトリーバーは屋外で遊ぶことが好きな犬種であり、愛犬のためにお庭づくりをすることで、お家がより一層楽しい空間になるはずです。
そこでこの記事では、ゴールデン・レトリーバーの特徴を踏まえて、お庭で楽しめる遊びを中心にご紹介していきます。
人との作業や遊びが好きなゴールデン・レトリーバー
ゴールデン・レトリーバーは、美しい毛並みや優しげな顔立ちなどが魅力で、大型犬の中でも高い人気を誇ります。日本だけでなく世界的にも人気の犬種です。
もともと狩猟のパートナーとして活躍していた歴史があり、体躯はがっしりとしています。撃ち落とされた水鳥をすばやく持ってくるといった活躍をしていたため、水泳も得意です。
こうしたルーツを持つ犬のため、ゴールデン・レトリーバーは、人と働くことが大好きで得意とする犬種です。高い知能を活かして、盲導犬として活躍するわんちゃんも多くいるほか、介助犬や警察犬としての活躍も注目されています。
そして、愛情を注いだ分だけ愛情で返してくれる犬種です。飼い主さんと一緒に遊んだり活動したりすることを楽しんでくれる性格のため、アウトドアでの活動にもパートナーにもぴったりと言えます
ちなみに、ゴールデン・レトリーバーの中にも、アメリカ系とイギリス系という違いがあり、アメリカ系のほうが活発なことが多いです。ただ、どちらのゴールデン・レトリーバーであっても、遊びの時間は全力で楽しむというわんちゃんが多く、「愛犬と一緒に体を動かして遊びたい」という飼い主さんの想いを叶えてくれるでしょう。
お庭遊びの注意点としては、ゴールデン・レトリーバーは毛が長く、夏場は体温が上がりやすいため、熱中症に気をつけなければなりません。夏場であれば、涼しい時間帯に風通しの良い木陰で、無理せずに遊ぶようにしましょう。
お庭遊びで運動欲求を満たしてあげる
身体が大きいゴールデン・レトリーバーは、運動量の多い犬種であり、1日2回各30分〜1時間程度のお散歩が必要となります。また、成犬期(2歳〜6歳頃)などはお散歩だけではエネルギーを発散しきれていない場合もあり、肥満やストレスに繋がってしまうのです。発散できないエネルギーは無駄吠えの原因ともなります。
そのため、お散歩以外の遊びをできるだけ充実させてあげたいところ。公園のドッグランなどで伸び伸びと走り回れる機会を設けるのもいいですが、できれば毎日動き回れるように、ご自宅でも愛犬とのお庭遊びを取り入れてみてはいかがでしょうか。まずは手軽に準備できる簡単な遊びからご紹介します。
得意な“回収能力”を活かせるボール遊び
ゴールデン・レトリーバーは、もともと狩猟のパートナーとして活躍していたため、物を持って飼い主さんの元に戻ってくることが得意な犬種です。フェンス設置など脱走防止対策をしていれば、ボール一つで十分遊ぶことができます。
誤飲の危険がある小さなサイズのボールではなく、愛犬がくわえられる程度のサイズを選びましょう。テニスボールサイズや柔らかい素材のボールは飲み込んでしまう危険があるため、もっと大きなサイズや材質にも注意してください。
また、ゴールデン・レトリーバーは飼い主さんと一緒に作業や遊びを楽しむことが好きなので、わんちゃんにボールを与えて後は自由に遊ばせる、という遊び方はせずにコミュニケーションを大切にしましょう。ボールを持ってきたら、「よくできたね」と褒めてあげてください。おもちゃでもボールの代用となります。
子犬期にもおすすめの引っ張りっこ
引っ張りっこは、専用のロープやおもちゃさえあればできる遊びで、準備も手軽です。一緒になって遊ぶことができるため、ゴールデン・レトリーバーにも喜んでもらえます。特に子犬期には噛む欲求を満たすためにもおすすめです。
引っ張りっこを続けていると、徐々に犬が興奮してくることがあります。うなったり、おもちゃを振り回したりする前に、クールダウンの時間をしっかりと取りましょう。
おもちゃを離さない場合にはフードをあげて、徐々にフードなしでも飼い主さんの合図でおもちゃを離すように教えていきます。おもちゃはいずれも誤飲がないような大きさで、壊れにくい物を選びましょう。
大好きな水遊びができるプール
水遊びが好きなゴールデン・レトリーバーも多く、プールはお庭やウッドデッキに手軽に設置することができます。
大きいプールほどダイナミックに遊ぶことができますが、泳ぎ回れるような広さ・深さがなくても水遊びを十分に楽しめます。ボールなどのおもちゃをプールに浮かべたり、ホースや水鉄砲を使ったりと、プールがあることで愛犬とたっぷりコミュニケーションを取れるのです。
プール遊びはこちらの記事を参考にしてください。
→愛犬とお庭でプール遊びを楽しもう!必要な準備や注意点とは?
お庭でプール遊びをする際には、立水栓が近くにある場所がおすすめです。散水栓からリフォームしたり、水道管を延長させることができるので、お庭のプチリフォームにもおすすめですよ。またわんちゃんを洗うときに便利なシャワーホースをつけたり、給湯設備と接続することもできます。
こちらのお写真はわんちゃんを飼われているお宅で、洗い場がほしいとご希望をいただき、レンガ風ブロックを積んでスペースを作りました。シャワーヘッド付きの立水栓に仕切り付きの大きなガーデンパンを設け、大型のわんちゃんも洗えそうですね。
自宅ドッグランならダイナミックな遊びも楽しめる
お庭のスペースに余裕があれば、自宅ドッグランを作ってみてはいかがでしょうか。わんちゃんが自由に走り回れるため、運動不足の解消につながります。
自宅ドッグランでは、ゴールデン・レトリーバーが得意な回収能力を活かせる「フライングディスク」などのドッグスポーツを一緒に楽しむことも可能に。その他にも、ポールやトンネル、シーソーなどのアジリティー(障害物)を設置して、正確に早くアジリティーをクリアしていくというドッグスポーツに取り組むのも楽しそうですね。
アジリティーは通販サイトなどでも購入可能ですが、やっておきたいのがお庭の舗装です。走り回るほど足腰へ負担がかかりますので、天然芝や人工芝、ゴムチップなど柔らかい素材で舗装しておくと安心です。特に大型犬は足腰が弱くなってしまうとお世話する方にも負担がかかりますので、健康を保つためにもお庭で安全に運動してもらえるといいですね。
こちらはお住まいの裏手のスペースを、お客様自ら人工芝を敷いて仕上げたドッグランのお写真です。広いお庭を囲むのは、しっかりした太いフレームを持つアメリカンフェンス。大型のわんちゃんが勢い余ってぶつかっても安心です。
ドッグランについてはこちらの記事も参考にしてください。
→大型犬用ドッグランの作り方とは?活発な愛犬に合ったお庭づくりのポイント
まとめ
ゴールデン・レトリーバーは、大型犬だけあって体力があるため、疲れ知らずでいつまでも遊び続けることができます。必要なのは適度な運動であり、愛犬がまだ遊びたがっているからといって無理をさせないようにしましょう。
ご自宅のお庭でも遊べるようになれば、わんちゃんはこれまで以上に楽しく過ごせるのではないでしょうか。今回ご紹介した「ゴールデン・レトリーバーに合ったお庭での遊び方」のポイントをぜひご参考いただき、こんなお庭にしてみたいというご要望がありましたら、ガーデンプラスまでお気軽にご相談ください。
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お庭に関する事なら、ガーデンプラスへお任せください。ガーデンプラスは、全国で外構工事を手掛けるガーデンメーカーです。店舗でのご相談はもちろん、フォームやお電話からのお問い合わせも承っております。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。ガーデニングも楽しみつつ、愛犬とも遊べるお庭づくりをお手伝いさせていただきます。お気軽にご相談ください。
この記事の監修者:DogHuugy
お泊り予約サイト「DogHuggy」や犬とのライフスタイルマガジン
「DogHuggy Magazine」の運営を担当する犬のプロが記事監修を行っています。
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