駐車場や玄関が出入りしやすいカーポートの柱位置

こんにちは。ガーデンプラス熊本中央店の坂本です。

今回ご紹介する施工現場は、カーポートの柱の位置を梁材を延長して設置し、アプローチなど通路として利用するスペースに支障が出ないように施工した事例です。

写真の現場は、水路に周囲を囲まれているために、道路面に接する距離が約5.5ｍ程度と狭く、自動車2台を並列に駐車した場合にアプローチとして利用できるスペースが狭く限られる状況でした。自転車やバイクも所有されており、通路の確保が検討課題でした。

カーポート2台用のご希望に沿い、前面の片側柱1本を移動することで問題をクリアできるということで、ご提案した製品は、YKKAP「エフルージュツインFIRST　梁延長仕様」です。

施工中ですが、こちらの写真を見ていただくと道路側の梁がかなり延長され、柱が右手の方へ移動しているのが分かりますね。最大8mの梁を使用することで、柱の位置が邪魔にならない場所へ移動されまして、アプローチへの導線の確保が出来ました。

内側から見たときも道路への動線に障害物がないのが分かります。
車だけでなく、スムーズに人や自転車なども通行できるようになりました。

完成した様子がこちらです。道路の間口は2台分の車の幅しかないですが、柱がないのでアプローチまで続いているのが分かりますね。

その他に付随した施工としては、水路沿いが道路でもあり、道路からの目線が気になられるとのご相談で、目線をカットするために目隠しフェンスをご提案しました。

こちらが施工後のお写真です。
製品は、LIXIL社の「フェンスAB　YL3型」自立式柱で、地盤面より高さ1.8mを約2m間隔でコンクリート基礎にて固定し、フェンスH800を上下2段取付施工して完成しました。

カーポートの延長した柱も正面から隠れるよう配置して、フェンスの裏側は駐輪スペースとしてご利用いただけます。

また、門柱は手作りのブロック積・モルタル下地により左官のコテ仕上げによる塗装としました。

掃出し窓の前でしたので、少し大きめに高さ（地盤面より約1.6m）を出して目線カットの工夫も加えました。

お客様からは大変ご満足のご感想を頂きました。エクステリア製品は進化して様々な工夫されたものが開発されています。

お庭でのお困り事がありましたら、是非一度ご相談ください。ありがとうございました。