湿気に雑草に効果てきめんな外構工事

こんにちは！ガーデンプラスの岡本です。

ついに関東も梅雨入りしましたね。
とはいえ、夏日になるような暑い日もあり空模様は落ち着かない様子。
例年に比べて入りが遅かったかと思いますが、実際この天候はいったいいつまで続くのでしょうか。

梅雨時のお庭を悩ませるのが、湿気や水はけ。
土を残している部分があるとどうしても泥はねなども気になります。
そして暑い日が挟まることによってかえって面倒なのが雑草たち。
水と太陽が交互にやってきて、ぐんぐん伸びてしまったら……梅雨が明けてやっとお庭で過ごしたくなってきたな、と思ったころには大変なことになっているかもしれません。

天候に左右されやすいのは外構・お庭の弱点かもしれませんが、逆にそれを意識してあらかじめ計画を立てることで、便利でお手入れがしやすく居心地も良い空間づくりが可能になります。
リフォームでも、もちろん遅くありません。

例えば、お写真にございますお庭も、掃き出し窓の付近は素敵なタイルテラスで対策されております。
ですが、施工前にはその段を降りた先の土を残したスペースには、雑草がすっかりはびこってしまっている状態でした。

こちらが施工後のお写真です。
サイズやお色味をタイルテラスに合わせた白いインターロッキングを敷設して、雑草対策をしっかりとしました。
残したかった植栽には既存のブロックで囲って花壇に仕立てましたので、雑草に余計な養分を持っていかれることもなく、むしろ以前よりも生き生きと緑を楽しめるようになりました。

今回施工したのはオールラウンドペイブというエスビック社のインターロッキング平板で、平板自体に透水性があるアイテムです。
インターロッキングは目地に砂を使っていますので、どのブロックで施工しても目地から水分を吸い込むことができます。更にこの事例のように透水性がある平板を選択すれば、雨上がりの湿気や、土砂降りの時の水はけもよりスムーズになりますね。

では、ほかにはどんな対策方法があるのでしょうか。

こちらのお庭には人工芝を敷いております。
弊社では施工の際、鋤取り、整地をしっかり行った上で、防草シートと一緒に人工芝を敷くので、今ある雑草や石も除去して、平坦でつまづきづらい、安全なお庭にできますよ。人工芝や防草シートには透水性があるため、その下の地面に排水されていきます。
せっかく土を残して緑を楽しみたかったのに…という方には、こういったアイテムで対策するのがおすすめです。
芝の生育はお手入れが肝心ですが、人工芝ならうっかり手を抜いてしまっても、間違いなく一年中青々とした風景を楽しめます。

こちらは土間コンクリートを打設した施工事例となります。
土だったスペースを舗装する中ではもっとも頑丈な対策方法ですので、お車やバイクなどでの乗り降りをする場所にもおすすめです。
コンクリート自体は透水性がありませんが、施工する際には水勾配をつけるので、フェンス沿いのスリットを伝って排水されます。雨上がりの水たまりなどもできづらく、乾きやすいスペースとなります。
こうしてお写真のようにスリットに砂利やブリックチップなどを入れてあげると、単調になりやすいコンクリートの風景のアクセントにもなりますし、目地としてコンクリートのひび割れを防いでくれて一石二鳥です！

エクステリア商品で対策するのもひとつの手段です。
例えばお写真のようにウッドデッキを設置すれば、ほとんどその下には日照が見込めませんから、雑草を含め、あらゆる草は生育しません。
この施工事例では、デッキ下に防草シートと砂利も敷いていますので、より一層対策をしっかりしております。
今、主流となっているウッドデッキはそのほとんどが人工木がメインです。
天然木のように雨の後なかなか乾かず湿気に困るということも、腐食が進んで壊れやすいということもありません。
また、部材と部材の間にも工夫が施されている商品が多いので、水たまりなどもできることなく排水や通気の面も安心できます。

こちらは、実は最近の横浜店前の植栽スペースの様子です。
白い化粧砂利をしっかり敷き詰めてから、すっかり雑草がなくなりました！
砂利はある程度重さがありますので、植物が伸びづらくなりますし、防草シートと合わせるとより一層効果を発揮します。
色や粒の大きさによって、お庭の風景や印象を変えることもできます。

今回ご紹介した以外にも、お庭の形状や、日当たりによっては、湿気や水はけ、雑草対策が可能になるアイディアがあるかもしれません。
お困りごとがある方は、是非一度、ガーデンプラスと一緒に考えてみませんか？